Atlasの発表で分かるCappuccinoの本気

先日マイアミの方で、 Future Of Web Apps というイベントがあったようです。そこで、 Cappuccino(Objective-J) の開発者から新しいサービスの発表がありました。

発表内容は以下の記事参照。スクリーンキャストあり。

Atlas というサービスで、夏頃のリリース予定なのだそうですが、次世代の Web UI 開発を感じさせてくれました。簡単に言ってしまうと、 Apple のソフトウェア開発環境である XCode を Cappuccino を使って、Web 上で実現したものと言えると思うのですが、いわゆるオンラインで Web UI を開発できる既存のサービスと Atlas とは決定的に目指すところが違います。それは、Cappuccino というフレームワークが XHTML だとか CSS だとか Javascript だとかそういうものの1段階上の層での Web UI の開発を実現している点です。

現状の Web UI の制作だと、HTML のコーディングのことを考えてデザインをしないといけないとかよくありますよね。ここにドロップシャドウつけたら、おそろしくめんどくさくなるとか。それテーブルレイアウトでおkって時代もあったけど、今 XHTML でのマークアップとかセマンティック Web とかって言われてます。でもそれって Web UI の未来にとってうれしいことなのか正直疑問です。ものすごくきれいに HTML や CSS が書ける人がいても得するのはせいぜい一緒に仕事する人くらいでしょう。なんかそういう部分から離れて、使う側から考えた Web UI を作れる方が楽しくなると思うんですよね。まあ、XHTML Valid のバナーが誰にとって得かって話です。

いつになってもなくならない IE6 問題とか、いつ普及するのか、もしくはほんとに完成するのかもよく分からない HTML5 とか CSS3 の実装状況がどうとか、もはやそういうのは低レイヤーになってしまったんです。なってしまってほしいです。Atlas がその理想形とは言いませんが、現状を見ると、楽しい Web UI の開発の未来はこういうところにあるのではないかなあ。

とたまには語ってみるのでした。まあ、Cappuccino には Objective-Jを覚えないといけないという最大の壁がありますからねw でも、XHTML+CSS+Javascript = Objective-J なわけで、これから学ぶなら一つだけ分かればオッケーっていう方がいいですよね。今後こういうコンセプトのものが増えてきたら面白いなあと思いました。

Posted at: 
2009/03/01 18:58:22
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